スピリチュアルカウンセリングを受けた話
スピリチュアルカウンセリングを受けた話
意外と興味ある人多い…?と思ったので参考までに体験談を。
タイプが山のようにあるので一例と思ってもらえたら良いかと思います。
※私は実家が幽霊屋敷だったのと、都市伝説好きなこともあって、信心深さ的には半々ぐらい。
宇宙人とか、幽霊とかはいるんだろうな〜ぐらいな感じですね。
今回お願いしたのはナチュラルプラネットという所の翔哉さん。
適当にまとめサイトで見つけて予約しました。
選んだ決め手は特にないです…疲れてたし、どうせ見てもらうならイケメンがいいな…というふざけた理由です!
それでは入店。
お店というより、マンションの一部屋でやっているようでした。
一応お店の形を取っているけど、ほぼ個人でやってる感じですね。
コースは50分で5,500円のものにしていましたが、80分10,000円を勧められて
まあ手持ちもあったし、別にいいかなと80分コースに変更しました。
※結局120分見てもらっちゃいました・・・(追加料金はなし)
ちなみに「録音していいですよ」と Iphoneでの録音を勧められます。
①オーラ診断
最初にシートに名前や生年月日、占って欲しいことを記入します。
普通の占いみたいに誕生日を元に計算したり、傾向見たり、というのは無いので、恐らく年齢を見るために書かせてるのかなと思います。
翔哉さんとても気さくで話しやすく、雑談しつつ説明してくれます。
守護霊と挨拶するとのことで、目を閉じてしばらく待ちます。
私のオーラとしては、頭とハートが繊細とのことでした。
そのため、肩こりや頭痛が起きやすいそうです。
私は肩こりが割とあり、頭痛は特にないのですが代々脳の病気で亡くなる傾向があります。
ハートは美を司る力?が強いそうで、クリエイティブの仕事向いてますよ、と言われました。
②お悩み相談
ここから実際にお悩み相談(ヒアリング)です。
私は一番に仕事の悩み、二番に男運の悪さ(…)を相談しました。
仕事での悩みを洗いざらい話し、転職するべきか、引き止められるままに異動して居続けるか
どちらが良いのかわからなくなっている、といった内容をべらべらとしゃべりました。
この時点でちょっとスッキリするんですよね、自分の悩みを思う存分話せるので。
翔哉さんからのお話はこうです。
もし今の環境を変えて別の場所に移ったとしても、根本を解決しない限り繰り返してしまう。
恐らくまた同じように変な人が出てきて悩むでしょう。
人が悩むときに原因は三つあります。
①インナーチャイルドが傷ついている場合(幼い頃にトラウマがある)
②成人してから受ける傷
③病気
インナーチャイルドが傷ついている場合の人が圧倒的に多い。
それを無意識に逃れようとしているのだが、結局トラウマと同じような人が
寄ってきてしまう。
そこに対立しようとして、結果的にはまた苦しむ。
これを繰り返してしまうことがあります。
私は小さい頃から父親が精神病だったため、家庭内暴力も激しくて
苦しい家庭環境でした。
なるほど、恐らくこれかもしれない、と結びつきました。
ここから診断に入っていきます。
③インナーチャイルドが傷ついているか?の診断
筋肉なんとか?という方法を使うそうです。
親指と中指の腹をくっつけて輪っかをつくり、思いきり押す。
それをカウンセラーが引き剥がそうとします。
質問に対しYESの場合、どれだけ頑張っても引き剥がせません。
質問に対しNOの場合、どれだけ頑張っても引き剥がされます。
質問は翔哉さんの言葉を続けて読み上げます。
試しに「私は女です」と言います。
引っ張られても指は離れません。
「私は男です」と言うと、指は離れます。
えーーー!!!ほんとだー!!!ってびっくり。
ちなみに翔哉さんのお友達は「キャバクラで使える」とよろこんだそうです笑
力加減では?と思われると思いますが、結構な力で引っ張られているのと
私がどれだけ渾身の力をかけても、離れる時は離れます。
体験してみたらわかるかも・・・
では本題。
「私のインナーチャイルドは傷ついていますか?」→YES
「傷ついた原因は、父親ですか?」→YES
おおおおおおおおお!!!
そうなんだー!!
翔哉さんからは「インナーチャイルドが原因の人はとても多いです。気づかないまま過ごしている人がたくさんいます」とのこと。
ここからインナーチャイルドを癒す方へ進みます。
「辛かった過去の記憶を思い出せますか?今思い浮かべて見てください」
何となくのイメージを浮かべます。
ここから質問を復唱しながら、目を閉じて瞑想のような形で進めます。
何も考え事をしない状態で、頭に浮かんでくることを伝えていきます。
※私がかなりこれ下手で…出てくるまで結構時間かかりました(笑)
・ハイヤーセルフが思い浮かべる愛の形は?→母親、ろうそく
・それはどんなものですか?→優しく、かわいらしいもの
・どうありたいか?→流れる水滴 静か
今度は仕事の話に入ります。
・今の仕事でやりたいことは何ですか?→好きなこと
・その好きな仕事の判断基準は?→人
・具体的に明日から何すればいい?→挨拶(二人して基本的すぎて笑ってしまった)
・今の問題はなぜ起きている?→人との関わり方。…優しい?いや、優しくあるため…(ちょっとぞっとしましたね・・・)
などなど。
仕事自体は変えなくて良い。誰と仕事をするかが大事ということでした。
挨拶は基本だけどとっても大事だから、良くするといいよ、とのこと。
今起きている問題は、人との関わり方を優しくなるよう見つめ直すために
守護霊が出した試練だった、ということですね。
今まで切羽詰まっていて、一人で必死に立っていたからピリピリしていたと思います。
それを見つめ直すように促してくれたのかな?
翔哉さんが話してくれたこと。
変な人に大して、立ち向かおうとしないこと。
もっと高い位置から見て、話す必要がないなら対立する必要もない。
エネルギーがもったいない。
そんなことしなくても必要ない人は自然と離れていく。
矛を持てば盾を持った人が寄る、盾を持てば矛を持った人が寄る。
そんなものを持たず、丸裸でいいんです。
正しいとか間違っているとか、そういうことは全部個人の基準でしかない。
どちらも正解はないんです。
なるほどなあーー確かにわざわざ対立する必要ないんだよね。
「馬鹿だなこいつ…と笑ってやればいいんです。流してもあなたの周りからの評価は悪くなりませんから。」
心得ました。確かにおじさんたちはみんなそうしてる。
次に、自分についているハイヤーセルフ?を見ます。
さっきの指のテストですね。
高次元の自分の性格、みたいなものと解釈しています。
ハイヤーセルフは幹部たち、守護霊はその下、って感じなんですって。
プレアデス・シリウス…など星の名前が並びます。
この星団それぞれに性格が分かれている、ということらしいです。
自分には何が何体付いているか?で属性が分かれるようです。
私はなんかやたらといっぱい付いてたみたいで、驚いていました。
なぜか、質問しているだけなのに、このハイヤーセルフと会話してるような感じがしていました。
ここからポジティブに転じるよう、増やしたり減らしたりの調整をします。
最後に、もう一度質問をします。
・私のインナーチャイルドは傷ついていますか→NO
うわーーーーー!!!すごーーー!!!
もう一度過去の記憶を思い出してみて、と言われ
最初と同じように思い出そうとすると…
あれ!!?????イメージできない!!????
すごいよーーーー!!!
「お見事です・・・・・・・」
と言ってしまった。何様や。
「何だかすっきりしました」
「もうものすごい整形したってぐらい変わってますからね(笑)」
翔哉さん、元々デザイナーさんだそうで、仕事のこともよく理解してくれました。
同じように仕事に悩んで受けたことがきっかけで、今はほとんどカウンセリングの仕事をしているそう。
個人的には、会社を辞めず異動に留めた方がいい、なるべく自然の流れに任せて。
あまり周りの人から言われることを気にしすぎず、自分のために決めて。
とアドバイスも受けました。
楽しくて二時間も・・・・・ほんとにすみません・・・
あと恋愛について最後に聞いたら、男運が悪いのは間違いなく引き寄せていたからで
もしそのまま結婚していたら、今頃すごく苦しんでたと思う。
これから変わっていきますよ。とのことでした。
まじでめちゃくちゃ男運の悪い私・・・これからが楽しみです・・・
何にせよ、すごく気分が良くなって、ネガティブな考えが全然なくなりました!
信じるかどうか、というよりは良いカウンセリング受けたな…みたいな。
良いきっかけになりました。ありがとうございました。
スピリチュアルカウンセリングを受けた話
スピリチュアルカウンセリングを受けた話
意外と興味ある人多い…?と思ったので参考までに体験談を。
タイプが山のようにあるので一例と思ってもらえたら良いかと思います。
※私は実家が幽霊屋敷だったのと、都市伝説好きなこともあって、信心深さ的には半々ぐらい。
宇宙人とか、幽霊とかはいるんだろうな〜ぐらいな感じですね。
今回お願いしたのはナチュラルプラネットという所の翔哉さん。
適当にまとめサイトで見つけて予約しました。
選んだ決め手は特にないです…疲れてたし、どうせ見てもらうならイケメンがいいな…というふざけた理由です!
それでは入店。
お店というより、マンションの一部屋でやっているようでした。
一応お店の形を取っているけど、ほぼ個人でやってる感じですね。
コースは50分で5,500円のものにしていましたが、80分10,000円を勧められて
まあ手持ちもあったし、別にいいかなと80分コースに変更しました。
※結局120分見てもらっちゃいました・・・(追加料金はなし)
ちなみに「録音していいですよ」と Iphoneでの録音を勧められます。
①オーラ診断
最初にシートに名前や生年月日、占って欲しいことを記入します。
普通の占いみたいに誕生日を元に計算したり、傾向見たり、というのは無いので、恐らく年齢を見るために書かせてるのかなと思います。
翔哉さんとても気さくで話しやすく、雑談しつつ説明してくれます。
守護霊と挨拶するとのことで、目を閉じてしばらく待ちます。
私のオーラとしては、頭とハートが繊細とのことでした。
そのため、肩こりや頭痛が起きやすいそうです。
私は肩こりが割とあり、頭痛は特にないのですが代々脳の病気で亡くなる傾向があります。
ハートは美を司る力?が強いそうで、クリエイティブの仕事向いてますよ、と言われました。
②お悩み相談
ここから実際にお悩み相談(ヒアリング)です。
私は一番に仕事の悩み、二番に男運の悪さ(…)を相談しました。
仕事での悩みを洗いざらい話し、転職するべきか、引き止められるままに異動して居続けるか
どちらが良いのかわからなくなっている、といった内容をべらべらとしゃべりました。
この時点でちょっとスッキリするんですよね、自分の悩みを思う存分話せるので。
翔哉さんからのお話はこうです。
もし今の環境を変えて別の場所に移ったとしても、根本を解決しない限り繰り返してしまう。
恐らくまた同じように変な人が出てきて悩むでしょう。
人が悩むときに原因は三つあります。
①インナーチャイルドが傷ついている場合(幼い頃にトラウマがある)
②成人してから受ける傷
③病気
インナーチャイルドが傷ついている場合の人が圧倒的に多い。
それを無意識に逃れようとしているのだが、結局トラウマと同じような人が
寄ってきてしまう。
そこに対立しようとして、結果的にはまた苦しむ。
これを繰り返してしまうことがあります。
私は小さい頃から父親が精神病だったため、家庭内暴力も激しくて
苦しい家庭環境でした。
なるほど、恐らくこれかもしれない、と結びつきました。
ここから診断に入っていきます。
③インナーチャイルドが傷ついているか?の診断
筋肉なんとか?という方法を使うそうです。
親指と中指の腹をくっつけて輪っかをつくり、思いきり押す。
それをカウンセラーが引き剥がそうとします。
質問に対しYESの場合、どれだけ頑張っても引き剥がせません。
質問に対しNOの場合、どれだけ頑張っても引き剥がされます。
質問は翔哉さんの言葉を続けて読み上げます。
試しに「私は女です」と言います。
引っ張られても指は離れません。
「私は男です」と言うと、指は離れます。
えーーー!!!ほんとだー!!!ってびっくり。
ちなみに翔哉さんのお友達は「キャバクラで使える」とよろこんだそうです笑
力加減では?と思われると思いますが、結構な力で引っ張られているのと
私がどれだけ渾身の力をかけても、離れる時は離れます。
体験してみたらわかるかも・・・
では本題。
「私のインナーチャイルドは傷ついていますか?」→YES
「傷ついた原因は、父親ですか?」→YES
おおおおおおおおお!!!
そうなんだー!!
翔哉さんからは「インナーチャイルドが原因の人はとても多いです。気づかないまま過ごしている人がたくさんいます」とのこと。
ここからインナーチャイルドを癒す方へ進みます。
「辛かった過去の記憶を思い出せますか?今思い浮かべて見てください」
何となくのイメージを浮かべます。
ここから質問を復唱しながら、目を閉じて瞑想のような形で進めます。
何も考え事をしない状態で、頭に浮かんでくることを伝えていきます。
※私がかなりこれ下手で…出てくるまで結構時間かかりました(笑)
・ハイヤーセルフが思い浮かべる愛の形は?→母親、ろうそく
・それはどんなものですか?→優しく、かわいらしいもの
・どうありたいか?→流れる水滴 静か
今度は仕事の話に入ります。
・今の仕事でやりたいことは何ですか?→好きなこと
・その好きな仕事の判断基準は?→人
・具体的に明日から何すればいい?→挨拶(二人して基本的すぎて笑ってしまった)
・今の問題はなぜ起きている?→人との関わり方。…優しい?いや、優しくあるため…(ちょっとぞっとしましたね・・・)
などなど。
仕事自体は変えなくて良い。誰と仕事をするかが大事ということでした。
挨拶は基本だけどとっても大事だから、良くするといいよ、とのこと。
今起きている問題は、人との関わり方を優しくなるよう見つめ直すために
守護霊が出した試練だった、ということですね。
今まで切羽詰まっていて、一人で必死に立っていたからピリピリしていたと思います。
それを見つめ直すように促してくれたのかな?
翔哉さんが話してくれたこと。
変な人に大して、立ち向かおうとしないこと。
もっと高い位置から見て、話す必要がないなら対立する必要もない。
エネルギーがもったいない。
そんなことしなくても必要ない人は自然と離れていく。
矛を持てば盾を持った人が寄る、盾を持てば矛を持った人が寄る。
そんなものを持たず、丸裸でいいんです。
正しいとか間違っているとか、そういうことは全部個人の基準でしかない。
どちらも正解はないんです。
なるほどなあーー確かにわざわざ対立する必要ないんだよね。
「馬鹿だなこいつ…と笑ってやればいいんです。流してもあなたの周りからの評価は悪くなりませんから。」
心得ました。確かにおじさんたちはみんなそうしてる。
次に、自分についているハイヤーセルフ?を見ます。
さっきの指のテストですね。
高次元の自分の性格、みたいなものと解釈しています。
ハイヤーセルフは幹部たち、守護霊はその下、って感じなんですって。
プレアデス・シリウス…など星の名前が並びます。
この星団それぞれに性格が分かれている、ということらしいです。
自分には何が何体付いているか?で属性が分かれるようです。
私はなんかやたらといっぱい付いてたみたいで、驚いていました。
なぜか、質問しているだけなのに、このハイヤーセルフと会話してるような感じがしていました。
ここからポジティブに転じるよう、増やしたり減らしたりの調整をします。
最後に、もう一度質問をします。
・私のインナーチャイルドは傷ついていますか→NO
うわーーーーー!!!すごーーー!!!
もう一度過去の記憶を思い出してみて、と言われ
最初と同じように思い出そうとすると…
あれ!!?????イメージできない!!????
すごいよーーーー!!!
「お見事です・・・・・・・」
と言ってしまった。何様や。
「何だかすっきりしました」
「もうものすごい整形したってぐらい変わってますからね(笑)」
翔哉さん、元々デザイナーさんだそうで、仕事のこともよく理解してくれました。
同じように仕事に悩んで受けたことがきっかけで、今はほとんどカウンセリングの仕事をしているそう。
個人的には、会社を辞めず異動に留めた方がいい、なるべく自然の流れに任せて。
あまり周りの人から言われることを気にしすぎず、自分のために決めて。
とアドバイスも受けました。
楽しくて二時間も・・・・・ほんとにすみません・・・
あと恋愛について最後に聞いたら、男運が悪いのは間違いなく引き寄せていたからで
もしそのまま結婚していたら、今頃すごく苦しんでたと思う。
これから変わっていきますよ。とのことでした。
まじでめちゃくちゃ男運の悪い私・・・これからが楽しみです・・・
何にせよ、すごく気分が良くなって、ネガティブな考えが全然なくなりました!
信じるかどうか、というよりは良いカウンセリング受けたな…みたいな。
良いきっかけになりました。ありがとうございました。
おじいちゃんの話
30年前に戻ってみたいと思うことがある。
私にはおじいちゃんの記憶がない。
3歳ごろまでよくお世話をしてもらっていたらしいが、写真を見ても「これがおじいちゃんなのか」と他人事のように眺めている。
おじいちゃんは私が3歳の時に脳腫瘍で亡くなっている。
母や、姉や、親戚から聞くおじいちゃんは、一寸のズレもなく「優しく、賢く、立派な人」である。残念ながら私にはまるで記憶がない。
今日はそんな、おじいちゃんの話をしたい。お盆は過ぎたけどね。
大人になって地元での活動範囲が広くなると、他の地域の人とも交流するようになる。そして名前を告げると必ず「もしかして、晴雄さんの孫か」と聞かれた。この頃私はおじいちゃんの功績など知るはずもなく、顔の広い人だなあとぼんやりしていた。
よそのおじさんやおばさんは、みんな揃って「おじいちゃんにはたいへんお世話になった」と言い、必ずその後に「立派な人だった」と付け加えた。
しかしみんなその「お世話」について具体的に話すことはない。段々と私は、不思議に感じ始めた。そこで私は、当時まだ元気だった父や祖母に、またはすっかり父親がわりのつもりでいる近所のおじさんたちに、それとなく話を聞いてみた。
今日までに集めた情報はこうだ。
・家業を継いで佐官職人をする傍ら、町会議員をしていた。
・欲のない人で、議員になった後も贅沢をしたり、背広を着ることはほとんどなかった。
・大学に行ったりはしておらず、独学で法律の勉強をし、出戻って来た東京帝国大学(現在の東大)出身の人とたいへん意気投合していた。
・シングルマザーの補償に心を砕いており、地域のシングルマザーの家を一軒ずつ回り、どんな補償をして欲しいか?困っていることはないか?と自転車で聞いて回っていた(免許は持っていなかった)
・何かの抗議をするために、作業着を着てヤンマーの帽子を被って県庁に乗り込み、警備員に止められた。「私は町会議員である」と名乗りその場の人間を驚かせた。
(結局内容はわからなかったが、おそらく農家の補償か市町村合併に関すること?スーツを着てくるようにと注意されたらしい)
・戦時中は呉に潜水艦を作りに行っていた。(戦後シングルマザーに心を砕いていたのは、この時の経験によるものなのかな?と勝手に思っている。)
・祖母や父には厳しかったが、母や私たち孫には大変優しかった。
当時男が孫を面倒見たりするのは恥ずかしいことと思われていたが、おじいちゃんはまるで気にせず、姉をおんぶして歩いて回った。それを見て他の人も孫の面倒を見始めた。
・ガンがわかった時、家族は延命治療をしようとしたが「年寄りにお金を使うより、若い人に使わなければならない」と断り、最後は家の居間にベッドを置いて過ごしていた。
・葬式の日は庭に入りきらないほどの人が集まり、道路にまで続いていた。家に飾ってある勲章は死後地域の人たちが署名してくれたためにいただいたもの。
色々な人から少しずつ聞いて集めた話を今初めて繋げてみた。見れば見るほど不思議な人だ。何故なら「本人が何を考えていたのか?」が一切無いからである。
これについては何度聞いても、口数が少なかったのでわからないということしか聞こえてこなかった。
一体おじいちゃんは何を思い、志を持っていたのだろうか。お盆が来るとそればかりを考える。時にはお墓や、お仏壇の前で問うてみるが答えは返ってこない。
おじいちゃんの死後、父は統合失調症という精神病になった。
あまりにおじいちゃんが立派な人だったために、プレッシャーが強すぎたのだという。
皆口を揃えて「偉大な人すぎた」と言う。
実際父も、おじいちゃんのことが大好きだったようだった。「親父」の話をする時が一番楽しそうだった。父も数年前におじいちゃんと同じ脳の病気で亡くなってしまったため、今はもう深く聞くことはできない。
先日母と会った時、「おじいちゃんがいた頃、一番幸せだった」と言った。
それ以降は父の暴力や祖母の嫌味に耐えなければならず、母は大変な苦労をした。その中でもおじいちゃんの話をする時は「私の尊敬する人」とニコニコして、嬉しそうだったのをよく覚えている。おじいちゃんはきっと、いろんな人の太陽になっていたのだ。
もしその頃の我が家に行くことが出来たらと思う。
国道を作るために移転してリフォームしたばかりの家に、母は嫁いで5年ほど。若くて綺麗。父は子煩悩でよく夜泣きの面倒を見ている。無口だけど優しいおじいちゃんと、キビキビ働く祖母。二人の姉は仲良く遊び、私はきっと赤ちゃん。
絵に描いたような幸せな家庭だ。私はその様子を知らない。
もしその場所に飛ぶことができて、おじいちゃんと話すことができたとしたら。
私はきっと、許しが欲しい。
先祖が守って来た財産を、つい先日私たちが手放してしまった。
もう姉たちは結婚して戻ることはないし、大きすぎる家を、土地を、私たちで管理できるとは到底思えなかった。親戚たちも、早く手放すようにと勧めてくれた。
皆口にしないが、どこかでずっと不安なままだ。
幸せだった家庭を、悲惨だった家庭を、全部見守って来た家を私が淡々と手放した。
それが間違っていたことだっただろうかと、私たちはおじいちゃんに聞きたいし
「仕方のないことだ」と許して欲しいのだ。会った記憶がないのに、こんなに縋るのは変な話だと、自分でも思う。
みんなが言う「お世話になったおじいちゃん」に、私も頼りたくて仕方ないのだ。そんなことして、実際言われても結局後ろめたいままなのだろうけれど。
申し訳ないが、全然オチはないよ。ただ書きたかっただけ。
ああ、書いてみたらスッキリした!これだから文章書くのは楽しくて仕方ない。
ところで最後に書き漏れたことをまとめてやっちゃうのだが、全国的に見れば私の苗字は珍しくないが、地元ではうち一軒しかない。だからこそおじいちゃんの名前はすぐばれた。
そういえば先祖はどこか・・・確か兵庫からふらっとやって来て寺子屋をやっていたんだったか。その真実を教えてくれる人はもういないので、真相はわからないまま。一応分家のようだが。
今30年前に行けたら、母は私と同じぐらいの歳だな。本当は韓国の人と結婚したかったんだって。熱烈だよね。
さて、腹括って美味しいご飯を食べよう。
Street Story ツアーファイナルに参加したお話
親愛なる皆さん、お元気にお過ごしでしょうか。
今週はショックな事件が相次いで、心が疲れてしまっているのではないでしょうか。
私も例に漏れず、どう向き合うか悩み抜いた一週間でした。
仕事が忙しく、深夜帰宅してようやく自分の時間が出来て、食事もそこそこにただ涙がボロボロと落ちました。
不思議ですよね、会社で流れる訃報は流してみるくせに、この時ばかり胸を痛めるなんてこと。
忙しさも相まってか、自分の感情自体に翻弄されて、いささか疲れていました。
そんな中のストストのツアーファイナル。私は3部に参加しました。
(高田さん体調不良でお休みでした、どうかお大事に・・・)
3部は生配信もあって、半ばトークショーのような状態でした。
子供の頃にやったゲームを3人、ないし4人でやってはころころ笑う。
お腹が痛くなるまで、ただただ、笑い続けました。
笑うってやっぱり何もかもを溶かす力があります。
引きずるようにしていた体が不思議と軽くなった感じがしました。
そして最後は3曲アコースティックでした。
何とも例えがたい、あたたかくて、力強くて、確かな熱が伝わりました。
じっくり歌詞を聴いているとボロボロ涙が出るのです。
反対にご本人たちは終始楽しそうで、きっと泣いているのが不思議に思われるだろうな、なんてことを思いながら手拍子を打ちました。
音楽の力、エンターテインメントの力、なんて大きなエネルギーだろうと感銘を受けました。
あふれかえる情報と、たくさんの人の感情の波で俯きそうになっていた自分が
いったい何に悩んでいたのか?と思えるぐらい、ただ楽しそうな3人の姿が火を灯してくれたようでした。
ストストの音楽を聴いていると、高校生の時にバンドを組んだ初めの頃を思い出します。
ただ楽しいだけでやっていた頃。好きなバンドの曲を仲の良いバンドメンバーで、お菓子食べたり時には楽器を抱えたまま悩みを打ち明けたり。
すっかり忘れていた、あの頃の純粋でまっすぐな思いが、ストストの中には見える気がします。
同世代の人たちがどんどん挑戦を続けている姿は大きな希望をもらいました。
長く仕事をしていると、現状維持でもういいかな、と思ってしまいたくなりますが
私もものづくりをする者の端くれとして、やはりまだまだ、出来ることを追求していかなければなりません。
今、世の中の大きなうねりの中にいます。
私たちはやっぱり、生きて、世の中を動かしていかなくてはならない。
ストストが示したものはシンプルであたたかいものだけれど、それは個人個人の大きな力に繋がっていって、いずれ実るものはもしかしたら、驚くほど鮮やかなものかもしれません。
Street Storyの皆さん、ツアー大変お疲れさまでした。
心から、ありがとうございました。
sideM初心者が3rdLIVE TOUR 仙台公演を観た話
天気の良い日曜日。お誘いいただき行ってまいりました
sideM 3rdLIVE 仙台公演円盤上映会。
(サドライって呼ぶんですね勉強になります)
まずは総括すると・・・
とんでもねえスーパーアイドルだった。
sideMは良いという話はさんざん周りから聞き及んでいたものの
もはやどこから手を付ければいいのかわからないし
私にはあまりはまらないかもしれないなあ~うたプリだけで手いっぱいだし…
と思っていました。
しかし!実際目の当たりにすると、予想を遥かに超えた感動を受けました…
丁寧に作られた演出と構成を土台に、完成度の高いパフォーマンスが乗って
Pの皆さんの姿と合わさると圧巻の画になっていました。
私はバックボーンをよく知らないし、一人ひとりの背景を思うことも到底できることではないのだけれど、思いが伝わるってこういうことかなと思いました。
お誘いくださったみなさんがぽつりぽつりと裏側を教えてくださって
「そういう意味があったのか!」と気づくとさらに感動が重なりました。
きっと全体でいえばほんのわずかなストーリーなのでしょうが、お裾分け下さってありがとうございました。
何も知らない人間に説明するのとっても面倒なはずなのに、かわるがわるたくさん教えてくれて、ファンの皆さん含めて(Pの皆さんと言うべきか)すごくあたたかい世界ですよね。
あたたかいといえば、sideMに触れていちばん大きく感じたのが
ユニット間の仲がとても良くて、全員でファミリーになっているということでした。
お互いが支え合って認め合っているのが伝わってきました。
だからこそ箱推しになるのでしょうね・・・感服しました。
正直声優さんのお名前とキャラクターが完全一致していないところもあったのですが
実際にステージ上に立って歌っているのを見て「あ・・・!本物だ・・・!」と一致する瞬間があってそれも面白かったです。
完全にスーパーアイドルだな…と思う反面、やっぱり声優さんにしかできないステージだとも思います。
当然個人の活動ではないので、キャラクターに寄せる努力をそれぞれされているし、個々の能力を上げるために、裏ではたくさんの苦悩が積みあがっているのでしょう。
その結果が見事にステージに反映されていて、ぐんぐん人を惹き付けるように思います。
えー、はい。そんな感じでした。
べらべらとしゃべりましたが、実際見終わった直後は放心状態で言語障害になっていました。
ぼんやりしている中、皆さんから「誰が良かった!?」「どれが好き!?色でもいいから!!」と次々に熱のこもった質問をいただいてびっくりしました(笑)
アニメ見ていた時からハイジョのお話が好きだったのでだいぶ傾きつつあります・・・
でもみんな素敵でした!!!
ってことでメモ程度に1グループずつ感想残しておきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(順番に意味はないです!すみません。)
・High✕Joker
仲良しさというか絆がとっても素敵だな~!!
お互いがにこにこ支え合ってる感じでほっこりしました…
楽器を弾き始めた時はひっくり返るかと思いました…もうほんとみんなすごいです…ピアノは引きずりこまれた…ぐっときました。
ソロもとっても素敵でしたが、5人が集まった時に生まれるエネルギーって何なんですかねあれ…あの現象の名前を教えてください…
・W
双子かわいい…繋がってる感じがしました…
MC聞いてても、お二人は本当の双子なのでは…と思うぐらいぴったりな感じでした。
ソロを観ながら、離れてても二人は繋がっているのだなと思う瞬間があって、痛みを乗り越えた強さみたいなものも感じました。
・神速一魂
とにかくかっこよかった!ジャニーズにいそう…
全然背景は存じ上げないのですが、容姿とパフォーマンスががっちりはまってる勢いを感じましたね。
思わず口開けて見つめてしまった瞬間があった・・・
F-LAGSの旗振ってる時、スタイル良すぎて似合いすぎて引きました。
素晴らしかったです。
・THE 虎牙道
3人とも圧巻のステージでした!かっこよかった!
濱野さんはとにかく造形が全て美しいですね。
同じ人間ではないのかもしれない…今も疑ってます。
ステージがすごくかっこいいのに、MCでは天然炸裂してかわいかった。
こういうところにみんなずるずるハマるんでしょうね…
・もふもふえん
かわいいに尽きる!!尻尾もついててぴょこぴょこしてたし
スクリーンと合体して見せる演出すごすぎる。
バックステージを見せてしまう新しさもあって、場面がコロコロ変わる絵本みたいでした。
あと古畑さんは自分の見せ方をとっても良くわかっているな~~と感じました。
何も背景は知りませんが、そういう面でもステージを飾るために努力を積んでいるのかなあ…
・F-LAGS
実はいちばんお歌が好きかもしれません。
ステージ上が清々しくて、見ていると心がぱあっと明るくなりました。
3人ともまあ~~かっこいいしかわいい。
あと3人のコンビネーションが完璧で、MCも含めて全部
息がぴったり合っている気がしました。
もっと聴いてみたいなあ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上超初心者によるざっくり感想でした。
何より演者のみなさんが、キャラクターと二人三脚で切磋琢磨しながら
成長していってるんだなと思いました。
最初の方はよく知らないけど、歌やパフォーマンスがたどたどしくても
その成長過程を見てPさんたちは感動するんでしょうね。
それも魅力の一つだし、若手声優さんたちにしか出来ないことだと思います。
そんな偉そうな感想を残すことにします。
ネクストステップはどうしたらいいのだろう。
とりあえずよくわからなくて投げてたタップゲー再開する?
関係者のみなさま、この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。
マイペースに色々楽しんでみようかなと思います。
生粋のアニオタが声優鈴村健一様に転がり落ちただけの話
お越しいただいた皆様、初めましてこんにちは。
年の瀬の夜中に突然ブログを開設しました。
最近はアカウント開設もずいぶん簡単になったものです。
などと気分よくほうじ茶をすすっていましたら、部屋のインターホンが鳴りました。
只今0時20分です。
つい部屋のドアを開けてしまいましたが、牛丼を二つ持った男の人が気まずそうに「すみません」と笑っていました。
恐らく部屋を間違えたのでしょうが、恐ろしかったので即ドアを閉めました。
そもそもこんな深夜にドアを開けてはいけませんね。
はあ怖かった。
さて、本題に移りますが、こうしてわざわざブログを開設したのは
声優鈴村健一様。このお方のアーティスト活動10周年イヤーの最後のタイミングに
自分の今の想いを書き残しておきたかったから。
ただそれだけです。
お付き合いいただいた皆様すみません、ただの情熱日記みたいなものなのです。
何卒ご容赦下さいませ。
ただしBGMには谷山紀章さんのラジオ「谷山紀章の明日も頑張ります!」が流れています。
こちらもどうぞよろしくお願いします。
いえ、その前にお話ししておくことがありましたね。
私は生粋のアニメオタクです。
いつから、というと小学生の頃からです。
ちょうど私が小学校中学年の頃がジャンプアニメ大盛況だったこともあり
毎日夢中で見ていましたし、ジャンプ本誌はそろばん教室に置いてあるものを男の子たちと奪い合いながら読んでいました。
たまたま私の周りの友人たちもアニメや漫画が大好きだったので、みんなで担当を分けてアニメ雑誌を買って楽しんでいました。
そんな私たちにとって、声優さんは当たり前に脳内に入り込んでくる存在だったのです。
ではいつから鈴村健一さんを知ったのか?と聞かれるとはっきりはお答えできません。
そもそも声優さんというのはキャラクターの声を充てている職業なので、最初から心に刺さってすぐに名前を覚える、というよりも、何度か聞いていて自然と気になってくる。
こう感じる方が多いのではないかと思います。
(飽くまでざっくり統計ですが)
そんなわけで、例によって自然と認識するようになりました。
恐らくご本人がおっしゃっている「売れて来た時期」になるのだと思います。
ある時期から急激にお見かけすることが増えた覚えがあります。
それに伴ってラジオもいくつか聴いていました。
ただ、この頃はまだご本人が好き、というよりも「作品が好き」の方が強かったです。
大きく認識が変わったのはつい最近、文化放送のラジオ「ユニゾン!」がきっかけでした。
ここからさらに脱線して少しユニゾン!についてお話したいと思います。
そろそろ自分語り飽きてきました?わかります。Uターンはお気軽に。
毎週日替わりで横並びに放送していたこともあり、段々と他の曜日も気になるようになりました。
特に鈴村さんが担当している木曜日は一週間の総括もあったので、聴いてみようかな~という軽い気持ちで手を伸ばしました。
この木曜日の放送がとんでもなく面白かったんです。
寺島さんの担当する水曜日は穏やかな空気が流れていたので、その対比も大きかったのだと思いますが、テンポの良い番組進行、静と動のバランス、すべてが魅力的に聴こえました。
ふと中高生の頃に聴いていた深夜ラジオを思い出して、じんわり懐かしい気持ちも生まれました。
今までアニラジといえば、インターネットラジオが主流で、生放送はあまりなかったように思います。(私が知らなかっただけかもしれませんが)
生放送だからこそできる電話企画や、Twitterとの連動もあり、今までのアニラジとは少し違う色に見えたのです。
最終的には、全ての曜日を聴き始めるようになりました。
鈴村さんの担当する木曜日のコーナーの中で、曲のリクエストコーナーがありました。
ユニゾンを聴き始めた頃は、じっくり鈴村さんの曲を聴いたことがなかったのですが
リスナーさんの想いと共に紹介される曲に、どんどん惹き込まれていました。
思わず涙がこぼれた日もありました。
今思えば、「深夜の力」というものが確かに働いていたと思います。
リスナーとパーソナリティで、こっそり秘密を共有しているような、形容しがたい感覚がありました。
今日の放送を聴いていた人たちだけがわかるよね、得しているよね。狭いのか広いのかすらわからないコミュニティの中に、自分がいるような気分。
この感覚は同じように番組が出来ても、今後味わえないだろうと思います。
それは何故なら、その時は比較対象がなく、新鮮で挑戦的な企画だったからです。
一度味わってしまった感情は根付いて、目を曇らせてしまうでしょう。
経験を重ねることは目を肥やすことで、良いことでもあり、時には残念なことでもあります。
視界を洗い流すことはできないけれど、磨き上げることは出来ます。
困難はあるかもしれないけれど、私は後者を取って行きたいと思っています。
少し話が逸れましたが、ようやくきっかけのお話まで辿り着けました。
そんなご縁があり、段々と単独ライブに行きたいなあ、と思うようになります。
おれパラに行っていたのがどのタイミングなのかはっきり思い出せませんが
恐らく興味は徐々に芽生えていったのだと思います。
そんな中、鈴村さんがアーティスト活動10周年を迎えました。
最初から応援されていたファンの方は特別な思いがあったことでしょう。
他と比べるわけではありませんが、鈴村さんのファンの方はとても人間性が素晴らしい方ばかりです。ファンの目標のように見ています。
ご本人と、ファンの皆さんの関係性が素敵だということは、10周年記念ライブ「lo-op」に参加して気づきました。
10周年記念ライブに初めての人間が行っていいのだろうか?という不安を持ちながら
思いきって一人で参加してみました。
一人で参加している寂しさは開演と同時に全て吹き飛び、腰が抜けるほど素晴らしいひとつの作品になっていました。
10年の様々な思いや、経験がぎゅっと詰め込まれたステージでした。
簡単に言葉にすることができませんが、長い時間をかけて積み上げてきた、鈴村さんとファンの間の絆を、様々な形で感じることが出来ました。
頭から最後まで、ボロボロと涙が止まらず、目をぱんぱんに腫らして帰りました。
余談ですが、鈴村さん関連のことになると途端にラッキーになる私は
ライブの後、ばったり専門学校の友人に再会しました。
およそ6年ぶりぐらいです。
たまたま喫煙所に居て気づいたのですが、その状況で出会える確率って…と思うと、本当に不思議な巡り合わせです。
お互いに一人で参戦していたので、沢山話すことができました。
こうして見事にゴロゴロと沼に転がり落ちて行ったわけですが、冷静に何故そんなにはまるのか?と考えても、説明しきれない部分が多いような気がします。
鈴村さんの人間性や経験が音楽に全て詰め込まれていて、渦巻いたエネルギーが人の心に刺さるのか?正確に説明することは今後も出来ないと思います。
人の心を動かせる音楽を、鈴村さんと、音楽活動に関わるたくさんの人で作り上げていて、それぞれが鮮やかなビジョンの元に創作しているんだろうなと感じています。
その力がすごいものだと痛感したのは、今年のおれパラでした。
今年はユニットのゲストも多かったですし、鈴村さんの曲を知らない人もたくさんいましたが
多くの人が「この世界の好きなところ」で泣いた、と話しているのを聞きました。
涙が出る程感情を揺さぶることができる、というより、この場合は入り込む、の表現の方が正しいかもしれません。
何だかファンの一人として、とても嬉しい気持ちになりましたし、音楽の真髄を見たような気がしました。
ステージ上で会場全てを包むような姿を見た時、この人の背中を見て歩めば、きっと迷わず、自分で立ってまっすぐ進めるだろう、と思いました。
転んだり、雨が降っても、土を慣らしながら立っていられる。
そんな風にポジティブにしてくれる鈴村健一様、輝かしい11周年目のスタート、しっかり拝ませていただきたいと思います。
つまり何が言いたいって、”わらうた”に行きませんかって話でした。
それではパシフィコ横浜で会いましょう!!!!!!